漢方治療について
当院は漢方の専門家です
北里大学 東洋医学総合研究所の花輪 壽彦 教授に師事し、日本漢方を習得しました。
ペインクリニックのみならず、漢方の専門医院としても地域の皆さまの健康に寄与できることに、喜びを感じています。
漢方の考え方
日本漢方は、江戸時代の初期に中国医学から分かれ、より日本の環境、風土や体質に適合した医学です。
現代医学では、病名に対して治療方法が決まります。
一方、漢方では、その病名に対してさらに一歩 踏みこみ、東洋医学的な原因を求めて、その原因を治療します。
片頭痛を例にあげると、胃の寒冷によって起きたもの、ストレスが原因で起きたもの、水分代謝や血液の流れが悪くなったことによるものなど、片頭痛を引き起こす原因は非常にたくさんあります。
その原因を的確に診断し、断ち切ることで片頭痛を治療しようとします。
もちろん片頭痛だけではなく、すべての疾患にその原因を求め、その原因こそを治療する、というのが漢方治療の大原則です。
漢方薬は専門医からの処方を
一般に、漢方薬には副作用がないと考えられています。
実際、現代の医薬品に比べれば副作用発生率が格段に低いと言えます。
しかし、有効な作用があれば必ず副作用が存在します。
漢方薬は患者さんの体質によって、投与して良いもの悪いものがありますが、副作用が発生するのは、体質の見極めを誤った際に起きることが多いのです。
そのため、漢方薬は専門医に処方してもらうことをおすすめします。